瞑想の効果

脳の中にはアーモンド大の大きさの『扁桃体』、記憶を司る『海馬』、行動指令を出す『前頭前野』という場所があります。

扁桃体は不安や恐れに反応する場所で、海馬とつながっています。

海馬は過去の経験を保管している図書館のような場所です。

なので虐待などを受けて育った人は、他者が何気なく言った言葉など外からの刺激を海馬の中の過去の経験と結び付け、扁桃体が過剰に反応しパニックになります。

そうすると、パニックになった扁桃体からパニックな指示が前頭前野に伝わり、パニックなままの行動(暴言や暴力)を取ってしまうそうです。

そんな状況を改善してくれるのが『瞑想』です。

日常的に瞑想を取り入れると、扁桃体が落ち着き、周りの刺激に過剰に反応せず、落ち着いた行動が取れるようになるそうです。

怒りっぽい子どもも瞑想を取り入れて、集中力や記憶力が良くなったという事例もあるようです。

毎日仕事や家事、育児に忙しく中々時間を取るのは難しいと思いますが、子どもについ怒ってしまったりも瞑想で改善出来るかもしれません。

自分を労る時間、瞑想が出来る時間、生活の余白をまずは1日1分からでも持てる生活を目指したいですね。

毎日本当にお疲れさまです。

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